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2006年04月21日

やがて訪れる

 死はだれにでも平等に訪れる。
 でも、自分の大事なひとや大事なわんこにゃんこたちに、目に見えて具体的に確実に近づいてきているのがわかったひとに、どんなことばをかけられるだろう。っていつも思う。考えて考えてことばを尽くすけれども、これでいいんだって思えたことが一度もない。どんな感謝のことばをもらっても、本当にこれでよかったのかと常に疑問が残る。

 正解なんてないのかもしれないけれど。

投稿者 chi : 2006年04月21日 00:25

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コメント

私は自分の心が傷つくほうを優先してしまうので、獣医さんにはなれないと思うのです(たとえ勉強できたとしても)。
だから、自分の心よりも、傷つく動物を助けることに重きを置いている獣医さんのほうが、より動物を愛しているのだと、思うことがあります。
自分のペットはなによりも愛していても。

言葉で命は救えなくても、心は救えていると思います。

温泉と同じくらいに、癒し効果があると見た。

投稿者 kotoyo : 2006年04月21日 20:16

>kotoyoさん〜
いままさにそういう患者さんがいて。
しょっちゅう相談に来られます。
院長と話がしたいのかなと思って、自分は引っ込んでいたのですが、自分でいいんだってことが今日はっきりとわかったので、また延々とお話を聞いてしまいました。やっぱり、大変な気持ちを抱えているひとの話は、いっぱいいっぱい聞いてあげて、その上でプロとしてアドバイスできることがあれば。って感じになりますが。
もはや、積極的治療をする段階にはないので。

自分も多少は削れていくわけですし、自分の患者さんにはみんな元気で居てほしいと思います。

実際のところ、獣医にも、いろいろいると思います。
いのちよりも、技術優先になっているひとも少なくないと思う。
一方で、自分自身は、ちょっとのめり込みすぎなんだとも思います。

今日たまたま見たテレビ番組で、鎌田實という先生(人間のお医者さん)が語っていたことに非常に感銘を受けたので、そのことについて、そのうち書きたいと思っています。

投稿者 chi : 2006年04月22日 23:34

気が向いたら、お名前に「@neko」をつけてみてくださいまし。




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