« 2005年11月 | メイン | 2006年01月 »

2005年12月31日

みなさま、よいおとしを。

051231.jpg

 よいおとしをお迎えください

 うみからも、ごあいさつ。
 こたつとクッションにはさまれて、ちょとあたたかーい感じです。

投稿者 chi : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

しぅまつのありがとぅ。

・いきなりでかい爆弾を投げたりしないように。
 というありがたい忠告を守りたいと思います。
 でも、手榴弾くらいだったらいいらしぃです。
 んーでも、点火する前に、言いたいこと言ってりゃいいんだなということがわかりましたょ。
 ありがとぅ。
 
 自分の「したい」を言うのがずっと難しかったんだってわかったのでした。
 ふつーに希望を述べればイイだけの話だったわけですょこれが。あらあら。
 
 なんのことやらではございますが。
 多分読み返せば自分は思い出すと思うので。書いとくのですー。
 
 今年最後の週末。とてもしゃーわせに楽しく過ごしました。
 わがままをきいてもらえるのが、すごく嬉しかった。
 
 ありがとう。

投稿者 chi : 22:27 | コメント (0) | トラックバック

年の瀬ですよ年の瀬。

 てゆーか、大晦日。しかも今年もあと2時間ですょあらあら。

 この時期、いつもはお預かりで満杯の入院室も、年末と三が日で土日を含むからか、いつもほどの混雑ではありませぬ。んーでも、寝たきり子さんが2匹ばかりいるので、みんなのお世話をしているとそれなりあたふたしますょ。
 
 てなことで、大晦日の今日、職場では仕事納めでした。
 午前中で診療終了、午後はお預かりと入院の世話でわたわたしていたのでした。
 
 寝たきり子さんなわんこ(柴老犬メス)。ご飯も自力では食べなくなっていたのだけど、おうちのひとからゆでたササミの差し入れが。自分じゃ食べないだろうなぁと思いながらも、温めて鼻先に持ってってみたら。
 
 ぱくっ。
 
 しかも、それ私の指も食ってますよ。犬歯で挟んでますよ。いたいいたいいたいはなしてってばいたいーっ。ってくらいの勢いでかんでましたょ。穴はあかなかったけど、圧痛が…。この子のどこにこんな力が。てゆか、病院にあるご飯はそんなにまずかったのですかアナタ。びょーいんにはお肉は置いてませんよさすがにー。
 てなことで、ちょと嬉しくて明るい話題なのでした。てへ。
 
 12月はネタにならないくらい大変な思いをしたことも少なくなかったのだけど、コジローの傷は治ったし、ラブさんも笑顔で帰って行ったし、まぁよかったってーことにしましょぅ(忘備録)。
 
 さて明日の元旦に仕事をしたら、数日帰省するのです。ひさびさに実家ねこイチローくんに会ってきますーっ。

投稿者 chi : 22:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月26日

くりすます。

 いろんな意味で、すきなひとを、すんごい好きだと認識したいちにち。
 だいじなひとを、だいじだと認識したいちにち。

 …くりすますとはあんまし関係ない気もするけどw


 おともだちも、おともだちとはちょと違うだいじなひとも。
 ここを見に来てくれるひとも。
 だいすき。
 そんでもってありがとぅ。

 お返事してないメールには、火曜にはお返事できるかと思います。
 なにしろひどく酔っぱらってるものでw
 
 うれしいことたくさんの一日でした。

 …や、しみじみするのもいい加減にして早く寝なくちゃw

投稿者 chi : 02:51 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月25日

不幸な話。

・なんちゃってフローリングが剥がれてきた。
 そろそろダメかも。どうしよう(;_;)
 全とっかえはとてつもなく大変…。
 
・でっかい悪性腫瘍を抱えている子は、やっぱり治らない。
 そしてお腹に大穴。治る見込みはない。
 化膿臭。
 本人は笑顔。ごはんもおいしく食べている。
 …おうちに帰してあげられるだろうか。
 

 …なんだ大して不幸じゃないぞ。
 悪性腫瘍わんこは、今、大穴を隠すための何かを考え中。
 外科手術ではどうにもできない。
 でも、本人笑顔だものな。
 先の詳細は考えられないけど、なんとかサポートしてあげたい。しなくちゃだ。
 するともさ。


 …やぱしなんちゃってフローリング(ウッドカーペット)が崩壊の危機なのが、いちばんの危機かもだ。一部壊れて剥がれてますよー。どぅしようぅぅぅ。

投稿者 chi : 03:18 | コメント (2) | トラックバック

あら。

 あらやだ。一週間ほったらかしですよ。
 いろいろありました。
 でも元気。
 
 結論。
 現実逃避しても何をしても治らないものは治らない。
 
 てなことで。
 ワンピース。面白かったですよ。
 前知識ほとんどないまま借りてきて、ほとんど一気に読みました。
 ほんとはわけて読もうと思ってたんだけど、やめられなかったのよ。
 
 少年漫画。舐めちゃいけませんわ。
 
 
 ところで、ちゃんと人間のエピソードでも泣けましたよw

投稿者 chi : 03:02 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月17日

おつかれさま。でした。

 すっかり書き散らし状態ですが。

 ついこないだまで頑張っていた、今年ハタチ、来年ハタチのねこさんたちが相次いで亡くなりました。双方は全然関係のない子たちなんですが、同じ部屋でしばらく一緒に入院していた年の近い子たちので、なんとなくセットで考えちゃってました。
 茶トラ白のおとこのこと、キジの小さいおんなのこ。
 
 かたや、7年前から腎不全がわかって、ずーっと処方食を続けていた子。処方食を続けていたから、こんなに長生きできたのだと、私は思う。
 
 かたや、ずーっと毎年予防接種だけだった子。ご飯を食べなくなったと来院したときにはもうすっかりやせ細っていて、どうなることやら。検査したらかなり重度の腎不全でした。ねこに腎不全は珍しくないし、今までの状態をお伺いしてきたところによると、この1年あまりで急速に悪化した感じ。
 
 ほぼ同時期に入院し、退院していった子たち。オスの子は再び入院したりもしつつ、でも入院するとすぐ食欲が回復するという頑張りぶり。メスの子は、もとから小柄だったのがもっと小さくなりながら、いったん退院したあとは、自宅で給餌、通って補液、といった案配で。
 
 どちらの子もほんとに頑張った。おうちのひとも頑張ってた。
 
 ねこさんにもおうちのひとにも、おつかれさまなのです。
 やぱし悲しいけどねぇ。
 
 
 …そしてやっぱり腫瘍祭開催ちぅ。。(今日も2件…。しかも片方は既に挙動の悪いものだと判明。。
 んでもってくそ忙しいですょ。冬は比較的ヒマなのが通常ですよ。たまってる資料も本も全然読めないぃぃ〜♪

投稿者 chi : 21:46 | コメント (2) | トラックバック

2005年12月16日

いでで。

 昨日整体に行ったばかりなのではありますが。
 今日もごっつい手術でした。しかも再手術。
 先週やって、病理検査の結果がものすごくいやんだったという(要するに、悪性の中でもかなり悪い癌)もの。おうちのひとがのんきにしているうちに、周りの組織が変性して傷が開いてしまった。(しかしなぜそれで平気でてくてく歩いてるんだわんこーっ)
 
 変性している組織は縫合してもくっつかない。前回で、腫瘍がかなり大きく周囲に広がっていたので、それでもかなり大きく切った。そのまわりが更に変性、壊死を起こしているので、今回はそれも切り取らねばならない。
 
 えらいことですょ。
 
 同じような手術(乳腺の腫瘍)は年に何度も何度もするのだけれど、これほど悪い挙動なのは8年ぶりくらい(あれは本来『手術できない』腫瘍と言われるものだった)。そして今回、手術がうまくいっても、今後元気に過ごせる保証はできない。

 それでも、傷が開いている以上、やらないわけにはいかないですよ。
 わんこも大変だけど、こちらも大変なのです。
 んーでもね、寄せることはできましたよ。寄るのかどうか、自分は確信がなかった。さすがいんちょーっ。と言っておこう。…ただし、寄っても、傷がつくかどうかわからない。悪性度の高い腫瘍は、腫瘍細胞の浸潤が激しいから、大きく大きく切っても、そこまで腫瘍細胞が達していることもある(くっついてもそこから再発することもある)。
 
 2時間を越える手術は年間あまりないはずなのだけれど(長い時間の麻酔は負担がかかるため、骨折だろうが脾摘だろうが、なるべく早い時間で済ませるよう頑張っちゃう)、この一ヶ月余りで少なくない数をやっている。歯科処置まで含めたら、この時期には珍しいですよ。てなほど。…で、足裏が痛くなるわけだが…
 
 今週はじめには、手術の予定をしながらも、精査の結果、「手術してもどうにもならない」ということで手術を中止した子もいる(この子は現在、化学療法をはじめている)。
 
 ほんとに、腫瘍祭。て感じ。しかもみんな挙動が悪い。てゆか、予後が悪そう。
 
 温泉に行って気分転換しても、みんなが治ってるわけじゃ〜ないんだよねぇ。
 ちょと沈み気味だ〜ねぇ。
 そしてまた足裏痛いですょ。とほ。
 や、行ってなかったらもっと痛かったんだろうと思えば。行ってよかたなのです。

投稿者 chi : 22:47 | コメント (0) | トラックバック

整体に行ってきたょ。

 先週あたまから大掛かりな手術が続いたり、単純に忙しかったり〜で、気が付いたらあちこち痛くなっていた(いちばん痛いのは左足裏なんだけど)。
 そんなわけで整体に行ってきました。初夏みたいに、頭痛と体の痛みである日突然起きられませんでした。なんてーことになったら困りますょ。むりやり予約をいれてもらったよーな勢いでしたょ。

 
 整体といえばここ一ヶ所しか行ったことがないのですが、なにしろ今までの(自分的)実績があるので他に行く気がしませんです。ちょと遠いのが難点。
 …ほんとは「次回は8月にー」なんて言われてたのですが、ちょーど風邪引いてたり、そのあとカーナビ買っちゃったりで。…てへ。
 
 てなことでひさびさに到着。しかも遅刻…。
 初夏に行ったきりだったので、ムートンのマットの下にホットカーペット。という、「さぁ眠りなさいー」なコンボにびっくり。最後は多少うとうとしていたような気がします。わけのわかんない場面とか見てたし(←眠りに落ちる前にときどき見る)。
 
 最後に、ストレッチポールをおためしさせてもらいました。寝転がって、背中の起立筋を伸ばす、というストレッチ。ほぼ寝てるだけ。股関節が固いからついでに伸ばしましょう。というおまけつき。
 ポールを外して寝転がると、背中がマットに沈み込む感じ。背中本来のS字を描いているとこうなるんだとか。だから柔らかいマットレスはホントは必要ないんだよーという。。。
 なんだか自分にとっても必要なものではないかと思ってみました。固いマットで寝ると背中痛いですょ。改善したいですょ。(帰ってネット検索しちゃいましたょw)
 
 帰りに、りんごキャンペーン中w とのことで、りんごをいただきました。
 もひとつ、「ありがとうあめ」も。さんきゅー♪ なお値段だそうで、わらかしていただきましたょ。

051215.jpg

 施術が終わったあとって、果てしなくぼーっとしてるもので、ストレッチの話よりも、話を振られるまま猫話に偏りがち(^^;。そんなこたともかく、、また体がつらくなったら行こう…という決意を新たにするのでした。
 
 以前教えてもらったストレッチを励行せねばな。ふ。

投稿者 chi : 00:25 | コメント (3) | トラックバック

2005年12月15日

伊豆に行ってきました

 12月10,11日と一泊二日で伊豆に行って参りました。
 今回のメインテーマは、レッサーパンダ! そして滝! 忘れずに温泉っ。
(あとは適当。思いつき次第)
 ということで。
 
 とりあえず、一日目の写真をアップしました →こちら
(ほとんど、レッサーパンダ写真館。しつこいくらいレッサーw)
 アドレス指定間違ってましたw 訂正済みですー
 うぎゃぁ(^^;
 
 レッサーパンダが大量にいるらしぃバナナワニ園は外せないねっ。
 だったら熱川近辺でどっかにいってみるかしらのぅ。
 なんてノリでした。宿泊先も、じゃらんnetか何かを見ながらてきとーに決めてしまったし。

 通りすがりの伊豆高原付近には、へんな博物館などなどの看板がてんこ盛り。次回は行くのだーっ と思いながら、「怪しい少年少女博物館」の前を通り過ぎて行きましたよw

 ひとつだけ不満が。お昼ご飯を食べようと決めていたお店。カーナビにも入っていたので行き先指定してまっすぐでかけたんですが、民家の庭先に出てしまいましたょ(道のいきどまりが庭先)。近場の細い道をぐるぐる走っても結局見つからず…。そのお店が存在するのかどうかもわからないまま、バナナワニ園で軽食と相成ってしまったのでした…。(電話すればよかったのかもしれないけど、空腹の上に、よくわからない細い道をぐるぐる走ってずいぶん疲れましたょ…)
 
 バナナワニ園では、ひたすらレッサーパンダ。ワニもみたし、アロワナもみたし、カメもみたけど、レッサーパンダ。植物園は、「ま、いっか」。てなくらいレッサーパンダ(笑) 一緒にいったともだちがレッサーファンなので、ますますレッサー色の強い状態となりました。
 
 高磯の湯に行く途中に、お湯かけ弁財天というのに寄りました。弁天様の像があって、お湯をかけると願いが叶うのだとか。いろいろと叶うようなふれこみの多いところでしたよw
 
 高磯の湯は、海に面してるだけあって、寒風吹きすさぶーって雰囲気の公営露天風呂。夏場はプールも営業してにぎわうらしいですが、お天気はいいものの寒かったせいか、入ってみたら、お客さんがひとり。て具合でちょと寂しかったです。
 お湯はぬるめな感じ。入ったはいいけど一生出られないのでは …なんて思ったりしたけど、お風呂の中を移動してみると、お湯が出ているところ発見。端から、お湯がわきだして流れ落ちる演出があるのですが、そちらはぬるくて、別の場所からもっと温かいお湯が出ていたのでした。おかげで温まることができて、無事お風呂から脱出して、写真を撮ることにも成功しましたw(大袈裟)
 
 そこから、河津七滝のそばまで移動。ループ橋のそばの旅館がお宿です。温泉つき。部屋数が少なくてとても静か。対応してくれるひとがみんな同年代くらいで明るくてフレンドリー。雰囲気よかったですよー。部屋からも露天風呂からもループ橋が見られるようになってました。
 
 てなことで一日目は早々におやすみなさい。
 二日目はまた今度〜。

投稿者 chi : 01:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月13日

なんだか。

 先週から突然、腫瘍祭開催中。
 全然嬉しくない。

 

 今日も、「もう取りようがありません」てほど巨大化した肝臓腫瘍の子がきましたょ。こないだの子と違うのは、ながなが診てる子だってーことですょ。二度の手術を経て、今年の夏までは元気だった。半年ぶりくらいにみたら、前回見たのとはまるで違う姿でしたよ。体はやせこけて、お腹だけ膨らんで。腹水じゃなくて、大きくなった肝臓だった。腫瘍のない葉があれば望みはあったけれども。…いやでも、全身状態が悪いものなぁ。。
 わんこ本人は、体力がた落ちでふらふらしているものの、おとーさんを見ている目は今まで通りで、ちょっと笑顔だったりもして。
 いい子なんだよねぇ。

 先週切除した腫瘍の病理検査結果が相次いで帰ってきている。どれもこれも悪性腫瘍ばかりですよ。あぁもうまったく。ひさしくみなかったようなサイアクの腫瘍の名前が出てきたりして、ちょとくらくらしております。

 一方で、少し前にわんこを亡くしたおうちで、新しい子を迎えましたよーという新患も。
 新患といえば、やんちゃなジャックラッセルの子が、しつけが出来ない〜という相談まじりでやってきた。…ので、途中から院長の話を奪ってしまいましたとさ。ほほほ。小学生高学年くらいの賢そうなおにーちゃんがいるし、わんこ本人もしつけは早く入っていく子だから、このやんちゃ坊主もなんとかなるのではないかと思いたい。それにしても、いまだに『しかりつける』しつけを指導する訓練士がいるのか という驚き。わんこの性格を見ながらやり方は変えないとー。(子犬のしつけの話はしはじめたら終わらないので割愛〜)

 まぁ、そんなこんなで、忙しかったですよ。師も走るって〜ねぇ。おかしぃなぁ。うちは盆も正月もお預かり以外は関係ないんだけどー。

投稿者 chi : 00:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月09日

堰が切れたよーな(?

仕事の話まみれですよ

 ひさびさに、向こうの診察室でいんちょがだれを診てるか、何を診てるかもさっぱりわかんないよーな忙しさでしたょ。厄介な症例だと呼ばれて一緒に診たりもするんだけど、そんな余裕すらございませんでしたわはは。

 こないだ相次いで退院した、20歳ともーすぐ20歳のご高齢ねこさんコンビ。それぞれ再入院もしくは状態がた落ちという…
 もーすぐハタチの子は、今までもさんざん飼い主さんと話してきたけど、「うちの子」って、いくつになっても、どんなにご長寿でも、もっと長生きしてほしーわな。しっぽが9本になろうがそんなこたーどうでもいいって思う。

 今日退院予定だったわんこ。術創がよろしくなくて入院が延びた。自壊してた腫瘍が爆裂したような状態になって、細胞診も何もせず、急いで切除した。これを病理検査に送った結果が今日になって返ってきた。悪いんだろうなぁと思ってたら、ほんとに悪かった。んーでも、マージン2cmなんて無茶な場所での腫瘍切除だったもんだから、これが最初からわかってたからって何がかわったわけでもないと思うけれども。
 治療中、痛いいたい言いつつも怒りもせず我慢してるこいつが大好きですよ。お散歩はしっぽぷりぷりだしな。あぁでも腫瘍随伴症候群とか起こしちゃったら傷がつかないんだろうなぁ。。。
 
 その他いろいろあってあっという間の一日だったわけですが。
 
 これだけ忙しくても、明日お休み取ってるもんで、お休みさせていただくのでした。や、当初の予定だとヒマな週末だったのよー。よーっ。
 
 職場の皆さんごめんなさい。おみやげ買ってきます…
 てゆか、いい加減、出かける準備しなくちゃな。

投稿者 chi : 22:11 | コメント (0) | トラックバック

 

 新患のゴールデンレトリバーがきていた。14歳というご高齢。
 ご飯を食べない。体にはたくさんのしこり。お腹の中には何かが触る。検査をして、肝臓がものすごく悪いことがわかった。レトリバーに多い脾臓の腫瘍ではない。動けないのでそのまま入院して、内科療法をはじめたが、さっぱり反応しない。適正体重がおそらく30kg前後なのだが、10kgくらいオーバーしていて、画像診断にもてこずった。
 
 3日間。日に日に悪くなった。

 
 家主定休日の今日。
 午前中ぼけぼけしていたら、いんちょから電話がかかってきた。
 
 おうちの方と相談して、安楽死ということになった。おうちのひとが面会して帰っていったあと、それまでおとなしく寝ているだけだったわんこが、悲しがってかなり鳴いたらしい。いんちょがそれを見ていて、望みは薄いけど、いちかばちか開腹してみて、取れるものだったら取ってみようと思ったそうな。望みは薄くても、できることなら生きておうちに帰してあげたくなったんだと思う。
 だから、改めておうちの方に電話して、だめかもしれないけど、開けてみましょうって、飼い主を説得した。
 
 てなことでお呼び出しがかかったわけで。
 もし取れるものだったら、ものすごく大変な手術になるよ。って。
 まぁそうでしょねー。て言いつつも。取れるなら取ってあげたいじゃないすか。
 
 状態が悪いから、麻酔をかけただけでいっちゃうかもしれない。肝臓はかなり腫大している。どこまで正常かはまだわからない。でも腫瘍ならどれかの葉に限局している可能性もかなり高い。
 
 麻酔の導入は乗り切った。でも、開けてみたら。
 
 これはね。どうにもなりません。
 大きくなってしまった肝臓全体が変性を起こしている。エコーで見てなんだこれはと思っていたのは、今まで見たこともないくらいに大きくなってねじ曲がった胆嚢だった。回りにも若干波及している。
 
 そのまま、深い眠りに。いんちょが傷を縫合している間に、わんこは帰らない眠りにつきました。
 
 3日間のつきあいだったけど、すごくいい子でね。
 ごはん、たべてほしかったなぁ。
 
 おうちのひとの依頼で、おうちに帰ることなく、そのまま葬儀屋さんにお迎えに来てもらうことになった。お腹を壊していたから、汚れたところをきれいにして。看護士スタッフが、ちょっと伸びていた爪を丁寧に切っていた。
 病院に咲いている花、ちょっとしかなかったけど、スタッフが切ってきてくれたから、わんこに持ってもらった。
 
 正直、呼ばれたときは、ダメかな。って思っていた。いくらなんでも楽観できる状況でないのはわかる。そんなこたわかってたんだよ。いんちょだって。それでも、万が一でも望みがあるなら、帰してあげたかったんだ。初めて来る病院に置いてかれて、そのまま死んじゃうなんてかわいそすぎるじゃないか。
 
 安楽死に立ち合わないという飼い主はけっこう多い。立ち合えないと言うひともいる。それ自体はもう否定しない。死に向かい合えないひとがいるというのは理解した。
 
 でもさ、わんこがさ。
 迷わずうちに帰れたかなぁ。
 
 こういうこと、だいたい自分の中に溜め込んでおいて、ちょこっとずつ昇華なり消化なりしていく。書いてしまった方が楽になるんだけど、自分の外に出すのがどうにもうまくできない。書いても自分の中にあることの皮の部分だけ、ひとごとみたいになることも多くって。
 
 それでも今回書こうと思って、それでもって実際にこやって書いていられるのは。
 
 こういうことがあったって知っててメールくれるのって、けっこしんどいんじゃないかと思うんだわ。すごく嬉しかったのよ。なんでもないことみたいなフリなんてしなくていいんだなって。うれしい。
 
 自分でもずーっと我慢してたの、わかってなかったようで。
 いっぱい泣く。泣くけど。
 明日は元気に仕事するよ。

投稿者 chi : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

クリスマス準備(またの名をおやばか

051208.jpg

 かわいいしょ? ^^  (←おやばか
 うみさん初の、かぶりものです。
 最近お初が多いですよー。

投稿者 chi : 00:04 | コメント (5) | トラックバック

2005年12月05日

うみさんの初体験

 土日と公私共に充実しておりましたですよー。
 てなことで、ほとんどうちにいなかったわけですが。
 
 したらば先程お風呂に入ってたら、珍しくうみさんがお風呂の中までついてくる。いつもはドアの前とかで、お風呂のドアを開けても、しばらく中の様子をうかがったら満足して去って行くのに、全然去らない。居座り続ける。うみさんがそこにいるとお風呂場のドアが閉められないですよー。そしてそれはとてもとても寒いんですよーっ。
 
 あんまり寒いので、お風呂のフタを半分閉めて、そのうえにうみさんを乗っけてみました。うみさんは足が悪くてどんくさいので、今までこんな冒険をさせたことはございませんですょ。
 
 びっくりして逃げるかと思いきや、なにやらごにょごにょ言いながら、フタの上に座ってみたりするうみさん。声をかけるとごろごろ言ってますよ。目を離したらその隙にお風呂の中に落ちるんじゃないかと気が気じゃないんだけど、こちらもいつまでもふやけているわけにもいかず。むむむむぅ。
 
 結局、そのうち「外に出るー」と言いはじめたので外に出したわけですが。
 
 ひとが入浴中にお風呂に入って水を舐めるってことは今までもあったけど、お風呂のフタに乗ったのは、うみさんとしては初体験でした。
 
 そんなわけで、ここに記してみるのでしたーw
 
** 家主メモ **
土曜日のできごと
・仕事激込み
・職場関係忘年会。ビンゴあたったよ(^^)
・ホームパーティ乱入(? もっと長居したかった…

日曜日のできごと
・ボイストレーニング(初
・うたた寝 (ひじょーに居心地がよいw

投稿者 chi : 01:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月03日

更新がとびとびになっておりますが。

 元気にしておりますよ。

 ちょと“おべんきょぅブーム”がきておりまして、日々ぼちぼち何かしらやっております。やぁ、ブームでやることじゃなくて、常日ごろやってないとだめじゃないか〜 と思ったりもするわけですが。それはそうとそろそろ“お片づけブーム”がやってこないと部屋の中がえらいことになるのではないかという危惧もあったりするわけですよほほ。

 一度“おべんきょぅ”したことが全て100%記憶できたらどんなにいいだろうと遠い目になったりもしつつ。ここんとこの勉強会で話題の血液塗沫が中心。読まなくちゃいけない本があっちで山積み。

 こんな毎日なんですが、「今読んでる本」を積み上げてるいちばんてっぺんに、温泉の本が乗っかっていたりする不思議…w

投稿者 chi : 00:26 | コメント (0) | トラックバック