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2006年02月27日
寝るばかりでなく。
油断するとめりこんでいる。
暗くて画像があらいですよぅ〜
投稿者 chi : 22:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月24日
歯の写真。
以前話題にした、おとしよりわんこの歯の写真(抜粋)です。
目立つ歯石を除去後。
歯肉が退縮して歯根が丸見えになっています。
この歯はもぅぐらんぐらんしていたので、抜歯になりました。
歯石を取る前(上写真)の、頑丈で分厚い歯石で歯を支えていたといっても過言ではないほど。とは言っても、食べるたびにぐらぐら揺れていたと思うのだけれど…。痛くないのかなぁ。。
こんな感じで、歯の表面の歯石を除去→歯と歯茎の間の汚れを除去→ぐらんぐらんだったり炎症を起こしていたりなどの歯を抜歯→抜歯してない歯の、歯茎側の組織を薄く削って、歯と再びくっつくように処置 / 抗生剤の軟膏充填→歯の研磨(二重研磨でぴかぴかにします)→仕上げ。
て作業をするのでした。
この子くらい歯根が剥き出しになっていると、歯茎からは完全に浮いている部分が多かったり、歯槽骨で支えられている部分もとても少なかったりするので、簡単に抜けてしまいます。抜けたあともあまり出血しないで、他の歯を処置している間に、傷が埋まっていったりするのでした。
歯石がたくさんあると、かなり匂いも出るし、炎症を起こしていたら化膿臭まで出ていたりするのです。
すっきりさっぱりできるのは、いぬねこも飼い主さんも同じことかと思います。
ぜひおうちの子の口の中を覗く習慣をつけてくださいまし(口は開けなくていいから、横から、くちびるめくってみてくださいねー)
投稿者 chi : 21:47 | コメント (2) | トラックバック
2006年02月20日
寝る。
夏の写真ではありますが、いい感じで寝てる写真を発掘したもんで。
そいえば、うみさんが病院に運び込まれてきてから、早くも丸8年。
いつまで経ってもあまったれ〜ですが、立派なシニアさんに…。
投稿者 chi : 21:43 | コメント (5) | トラックバック
2006年02月15日
おとしよりでもスケーリング
最近スケーリングを依頼されることが多い。歯石を取って、歯と歯茎の間の汚れも取って、必要であれば歯肉炎処置や抜歯もする。
今日はもともと、18歳のねこさんのスケーリングの予定が入っていた。口臭がとてつもなくひどいので、ぜひともやってくれと頼まれて、麻酔のリスクなどを一通りお話ししたら。予定の数日前になって、やっぱりお年だし、心配になって……。ということでキャンセルになった。
そのキャンセルが入った当日。見ていたかのように、できれば14日にスケーリングをお願いしたいんですーと電話があった。そんなこんなで、17歳のわんこのスケーリングの予定がいれかわりで入ったのだった。
このわんこも腎不全があったりで、なかなかリスキーではあったのだけれども、口の中のニオいも歯石も歯肉炎も、さすが17年溜め込んだ。ってだけあってエラいことになっていて。歯が完全に隠れるくらいの歯石。画像をお見せしたいくらいの口の中(歯根が1〜1.5cmくらいあると仮定して、本来だと全部が歯槽骨にハマって歯を支えているのだけれど、歯肉炎で歯肉も歯槽骨も退縮して、何本かは、ほんの2mmくらいが歯槽骨に固定されている状態。ぐらぐらのぷらぷらでようやくくっついていた。 写真はあるのでそのうちアップするかな…)。
結局、超特急での口の中の掃除と、歯石で支えられていたようなぐらぐらの歯が7本もあって、これを抜歯。
わんこ本人は、麻酔から醒めたら、点滴をしていられないくらい元気いっぱいに騒ぎ回る。予想外なほど。ごはんもぺろりと平らげて、元気に帰っていった。よかたよかた。
…それにしても17歳。このおトシで、痴呆もなく、元気に歩いて帰れるしばわんこは珍しい。
口もさっぱりとキレイになったことだし、まだまだ元気でいて欲しいところ。
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2006年02月14日
本:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー 扶桑社
最初のページを、何度か読んだ。
そこでつまずいたからだ。
それでも、そこからはすんなり入り込んでいった。
後半は、抜け出すことが困難になっていた。
中盤までは著者の自叙伝なのだが。
読み終わるころには、亡くなったオカンに捧げた本なのだと感じていた。
少なくとも、自叙伝ではなかった。
父親と、“ボク”と、母親の。ちいさいかもしれないけれど、決してちいさくは感じられない物語だった。
生きること、死ぬこと。
家族がそれぞれを思うこと。気持ちの変化。結びつき。
そして何より、オカンのひととなりと、子供への思い。
子供の、親への思い。
多くは語りたくない。
思うことはあるけれど、内容を語ることにもなるから。
書き留めておきたいことばが、あちこちにある。
思うのは。
いまこの本を読んで感じることと、たとえば、5年後10年後に読んで感じることは、違ってくるんじゃないだろうかということだった。
死が近づけば。家族の中での立場が変われば。
恐らく違った読み方感じ方をするのだろう。
大事なひとがいる、すべてのひとに。
投稿者 chi : 00:08 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月10日
おもいでの写真。
事情により、おうちに帰ることができなかったわんこ。
寝たきりになる前の写真を、スタッフが持っていた。
2月1日、長い闘病生活から開放された。
享年不明。
投稿者 chi : 23:46 | コメント (0) | トラックバック
老猫。がんばってますよー。
22歳ねこ。乳腺腺癌。局所再発したもんで、2度目の切除。
(一度目の手術で既にハタチだったので、乳腺全摘手術ではなく、局所切除になっていた)
…の、抜糸。
(ちなみに肺転移はいまのところ見つかってない)
よその病院では、この年では手術は断られるって言われたのー。とのことだった。
ゃ、しないで済むに越したことはないですょもちろん。でもこのねこさんの腫瘍は、自壊してたもんで。破れて化膿、出血。本人も痛いし周りもくさい。そして何より、おうちのひとが、手術をして亡くなってしまうなら、それがこの子の寿命だからと決断されたからこそ。
当のねこさんは。手術の前と体重も元気も変わらず。
耳が遠くなってからという、大きなだみ声を張り上げていた。
ちっちゃいみけねこさんなんだけど。
いくつまで頑張るかなぁ。しっぽが9本になるくらい頑張って欲しいなぁ。。
投稿者 chi : 23:34 | コメント (0) | トラックバック
思う。
多頭飼いのおうちのみけねこさんが、この4日あまりご飯を食べずにぐったりしているというので来院した。元気なときは家人にも抱かせなかったとのことで、6年ほど前に一度診たことがあるきりの子。シニアのお年ごろ。
診て触れば重症なのはわかる。おうちの方が忙しいひとなのと、全面的に信頼いただいてることもあって、検査の結果は待たずに、お預かりして治療していくことになった。
診て触ってわかったことと共に、危ないです。と正直に伝えた。数日で急激に悪くなったのならなおのこと。それでも、うちに置いているよりは安心だから、と、託された。
ねこさんは。数時間で息を引き取った。
ほぼ。できることは何もなかった。と言っていい。
せめて自宅であればと思いもするものの、病院に来ないまま亡くなっていたら、今度はおうちのひとがやり切れない気持ちになっただろう。お迎えにきたおうちのひとに、この子に何が起きていたのか、わかったことととわからなかったことと憶測を告げる。
病状がもうお手上げ状態であっても。
長く生きるのが無理であっても、「助ける」ことができなくても、なんとかかんとか、もう一度ご飯を食べるようにもっていって、帰してあげたかったなぁと思う。
いのちのことだから、どうにもならないことだらけなのではあるけれど。
おごりかもしれないけれど。
それでも、毎回思う。
投稿者 chi : 01:02 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月08日
風邪その後。
熱は大して出ないものの。
のど(声が全然出ない) → 咳(上部気管支炎? 咳が出始めるとたんがからんで涙目になる) → はなずびずば という、風邪の症状一覧みたいになっておりましたょ。聴診ではまだ音がオカシイと言われつつも、回復の兆しが見えて参りましたょ。 もちと元気だったらいらつきまくってたところですが、なんだかだるくてこんこんと寝ておりましたょ。仕事がひまな時期でまだよかったようなものの。
てなことで、数日間、仕事にならずお休みしました。職場に行っても送還されてしまったり。立っていられないのでは仕事にならんのす。
そんなこんなで、戦線復帰なのです。ようやく体が動くようになって参りました。それに伴ってづつーとかが出ているような気がしないでもないですが、これはもぅ気合いで何とかなるでありましょぅ。
(気合いで風邪が予防できないあたりが弱いのだが〜…)
うみさんとも遊んであげないとなー。。。
投稿者 chi : 00:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月07日
お正月の思い出。
ゆーったりと寝ているのです。
実はこんなポーズだったり。
背中にくっついてるのは、子猫のときからのお気に入りぬいぐるみジローくん。
干支のぬいぐるみなのです。亥年がきたら、イチローさんも 12歳...
投稿者 chi : 22:07 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月06日
うみさんと。
遊んでるときの写真などをば。
あごひげ。
ねらってるねらってる。瞳孔めいっぱい。
投稿者 chi : 00:19 | コメント (1) | トラックバック
Che-ez! ふたたび。
ずいぶん前に遊んだ、デジカメのおもちゃみたいな Che-ez! (spyz かなり昔の型)というのがある。
デジカメとしてはほんとにおもちゃでしかないのだけど、ライブカメラとして使えたので、当時はけっこぅ遊んだのだった。…が、OSXではドライバがなくてライブカメラとして使えず、そのままその辺にかけたまま、本体が小さいので目に入らず、すーっかり忘れていた。
が、突然思い出したもので、検索をかけてみたら、OSXでもライブカメラとして使えるという。
てなことで、macam というソフトをダウンロード。素敵なことに、フリーウェアなんである。
インストールしてみたら、あらあらさくっと動くではありませんか。
ライブカメラに投資しようという気が全くなかったから、うみさんの動画を再びモニタで見ることがあろうとは思いませんでしたよ。
今はそうそう見せて遊びたいひともいないのだけれど、これはひょっとしたらこの先使えるかもしれない(使い道を考え中。。
投稿者 chi : 00:04 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月02日
けほけほ。
昨日からノドが痛いと思っていたのだが。今日はどうやら微熱っぽい。はなも変。
調子が悪くなりやすい周期ではあるものの、今年に入ってから、なんとなく調子が悪いってー日が多すぎ。胃がおかしくなったり、風邪っぽかったり、背中〜腰が痛かったり。なんだかんだ。
目先の目標としては。
・早寝
ってことで。死んだふり。
元気を維持できなければ他が成り立ちませんですょ。勉強不足はあとまわし〜(や、いいわけじゃないのょっ)
投稿者 chi : 23:24 | コメント (0) | トラックバック
女性天皇と女系天皇って全然違う(いまさら?
女性天皇とか女系天皇とか。
そんな話題をニュース番組その他で見かけるようになってしばらく経つ。
ところでワタクシ、いまだにその違いがわかってなかったのです。なぜその都度「女性天皇、女系天皇」と言うのか。そこがわかってなかったので、先日おともだちに、ふと質問してみたのでした。
で、単純ではあるけど、下記のように理解してみた。
・女系天皇:女親を介する天皇制。
今までの日本にはなかったもの。
いわばこれから新しく始まる天皇制。
・女性天皇:男系天皇の中にあって、天皇の血を直接引いている女性が天皇になること。
いわば単発。
男性遺伝子の問題。と教えてもらったら、自分にはとてもわかりやすかった。
男性が持つのが XYの染色体。 女性が持つのが XX。
天皇家は男系で続いているので、Y遺伝子が、ずーっと受け継がれているのだと。
例えば、現天皇の孫が天皇に即位した場合。
この女性に関しては直系であるから、日本の歴史上も問題はないし、女性であるから Y染色体は関係ない。
けれども、この女性天皇の夫が天皇家以外の男性になった場合。子供はその男性の Y染色体を受け継ぐので、今までずーっと受け継がれていた天皇家の Y染色体は途絶える。
(ところで、これを「万世一系」というそうな)
ぼけーっとニュースを見ていただけだと、何が問題なのかよくわかんなかったのだけど、こうして、「ずっと受け継がれていたものがなくなっちゃうんだよ」と言われたら、やっぱり大変な問題のような気もしてきた。ぬぬぅ。
ワタクシ、もともと天皇家やその周辺に関する話題には疎いというか、あまり関心がないのですが(そんなわけで今更〜な話題のエントリなわけですがw)、とはいえ日本国民ではあるわけで。
とりあえずは、この違いを理解した上で、今後の報道を見ていきたいと思うのでした。(この違い、メディアではあんまし取り上げられてないように思うのは、私がほとんどテレビを見ないからなんでしょーかしら)
もっと深く追及してみたいという向きには、下記のブログをお勧めします。
詳しくて、よくまとまっていると思います。そして、なによりも、読みやすい。
『男系女性天皇と女系天皇の違い』(「うーぱーるーぱー」さん)