« トラックバックスパム対策。…のはずが。 | メイン | あたふた »

2005年03月10日

共鳴?

 過去に一度だけ、とある邦楽の曲を聴いていて、突然だーっと泣けてきちゃったことがある。共感したとか、歌詞の内容が自分の境遇に似てたとか、そんなのではなくて。突然その世界が見えて、自分の中身が震えたというか、そんな感じだった。
 
 それ以降そんな状態になるなんてことがなくて、たまたまそのときに不安定だったのかしらとか、感受性がそろそろサビついてきたのかのぅとか、ぼんやり思っていた。
 
 それが、何年ぶりだか。
 涙目になったわけではないけれど、ぼーっと聴いていたら、だーっと鳥肌が立ってきてびっくりした。歌っているひとは同じひと。でも違う曲。初めて聴いたわけでもなくて、何度か耳にしているし、歌えないわけでもない。それが突然。なんなんだろう。
 
 詞と曲ももちろん影響してるんだろうけど、きっと、この声なんだろうと思う。自分の中に入り込んでくる。自分の中に音叉があって、何かのタイミングで共鳴するような。そんな感じ。
 
 それにしても。ひさびさだったもんで、とてもびっくりしただょ。

投稿者 chi : 2005年03月10日 23:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://hima.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/243

コメント

はじめまして、こんばんは。ゆうきと申します。
当然のコメントで失礼致します。
我が家の犬の病状について検索していて
ちるさんのブログにたどり着きました。

我が家の犬は11歳のゴールデンなのですが
昨日の夕方に少量吐血し歩けなくなってしまいました。
お腹が腹水が溜まっているように膨れており、
息も苦しそうなので本日(3/10)獣医さんに連れて行きました。
エコー検査をし抗生物質とビタミン剤の点滴を
打ってもらい、「薬を出すので食欲が出なければ
また来てください」と言われました。
以前から調子が悪く、先日見てもらった際には
「脾臓か肝臓に腫瘍があるかも。でも高齢なので
手術は絶えられないかも。」と言われました。

ちるさんの過去ログを見てうちの犬も
腹腔内出血では?と思ったのですが
いかがでしょうか?またもしそうだとしたら
どうすれば良いのでしょうか?
突然このような質問をされてご迷惑かとは思いますが、
ぜひとも助言をよろしくお願い致します。

投稿者 ゆうき:東京都在住 : 2005年03月11日 00:55

 最初にお断りしますが、こちらでは診療相談は受けておりません。
 時間がありませんので申し訳ありませんが手短に。
 
 話だけではその子に何が起こっているのか全く判断できません(腹腔内出血だけが問題であれば吐血はしません)。今すべきことは、かかりつけの病院にその質問をすることです。確実な診断のためには精査が必要です。きちんと診断して欲しい意思を伝えなければ、そのままになってしまう可能性があるのではないでしょうか。万が一かかりつけの病院の対応が不充分であれば、信頼できる動物病院を急いで見つけなくてはならない状態かもしれません。
 
 どうしてもオンラインで情報を得たいということでしたら、相談専用の場所もたくさんあるので、そちらで相談されることをお勧めします。そういう場所は複数の獣医師が常駐して相談に回答してくれます。(獣医師広報板など)

投稿者 chi : 2005年03月11日 08:46

大変失礼致しました。
今できることをやってみます。
ありがとうございました。

投稿者 ゆうき : 2005年03月11日 22:04

もういらっしゃらないかもしれませんが、どーにも気になるので改めて。

動けなくなった直接の原因が吐血であるなら、消化管内の問題を第一に疑います。ただし、私には、ゆうきさんがおっしゃっている吐血が本当の吐血なのか、喀血なのかも判断できませんし、量も色もわからないのでどの辺からでてきたものか見当をつけることすらできません。吐血したのが動けなくなった原因だとの確信も持てません。また、お腹が張っている原因が本当に腹水なのか、他の原因なのかも断定できません(これは実際に診ないとムリです。実際、飼い主さんが腹水だと仰って来院した犬が子宮水腫であったり、鼓腸症であったりと、別の状態であることも珍しくありません)

貧血がみられるなら腹腔内出血の可能性は高いかもしれません。しかし、長期間にわたっての徐々の出血であれば、ぱっとみてわかるほどの貧血になっていないこともあります。お腹をさわってすぐに腹水とわかることもありますし、脾臓に大きな腫瘍を抱えていれば、その場で仮診断がすぐくだされることもあります。どちらにしても「実際に診ること」と血液検査や腹腔穿刺(腹水だと断定してですが)などが必要になります。

また、呼吸が苦しそうとのことですので、胸腔に問題がある可能性も否めません。腹腔内出血を起こす腫瘍に脾臓や肝臓の血管肉腫がありますが、これは心臓にも発生することがあります。全然別の問題の可能性も充分にありますが、お話だけでは心臓の問題なのか肺の問題なのか、それとも全く別な原因なのか(乱暴な区別ですが)を判断することは不可能です。もちろん、貧血が進行している場合には、呼吸は荒くなります。

以前から調子が悪いにも関わらず、積極的な対応をしてもらえないのであれば、病院を変えた方がよいような印象を受けました。でも、かかりつけの先生が実際にどのようなお考えでどのような物言いをされたのかはわからないので、そこまで断定するのは乱暴なことのようにも思えます。
お年寄りのゴールデンの具合が悪いと聞くと、即座に脾臓や肝臓の腫瘍を思い浮かべるのは、臨床獣医師としてはごく自然のことなので、かかりつけの先生がそのような発想をされたのが、根拠のあることかどうかすらもわかりません(ただ、11歳で高齢だからというのは、手術ができない理由にはならないと私は考えます)

症状からは急を要する状態に思われます。オンラインのやりとりでは手遅れになる可能性もあります。かかりつけの病院で納得のいく診断や治療、説明が受けられるかどうか試してみて、ダメなら早急に他の病院を受診することをお勧めします(都内在住の方でしたら、他の病院を見つけるのは難しいことではないと判断しました)。

自分の患者であれば、患者がどういうプロフィールの子かわかっている段階で診察をはじめます。本当に腹水であったとしても、腹水の原因にもたくさんあるのです。たとえばフィラリア予防履歴がない屋外犬であればこちらも疑わなければなりません。肝機能不全が疑われるなら、これも腹水の原因になります。ご相談だけでは、こういう情報が満足に得られないのです。

正直なところ、ゆうきさんが私の友達であるなら、「(わんこのために)とっとと病院に行けーっ!」と叫んでいるところです。ここでなんだかんだ言っていてもわんこの命は救えません。納得いくだけの診療と治療と説明を行ってくれる病院を見つけて、一刻も早く受診することです。

患者さんからの口頭の相談でも同じことなのですが、実際に診ないことにはわからないことが多すぎて、結局は当たり障りのないことしか言えない場合がほとんどなのです。同じように「ここにいる犬を見ている」にしても、獣医師とそうでないひとでは、全く違う情報を得ている場合が多いというのはご理解いただけるのではないでしょうか。(だいたいの獣医師というのは、来院した犬や猫をただ撫で回しているだけのようでも、視診と触診は同時に行っています)

また、オンラインでの診療相談を実際にやっているコミュニティでは、トラブルに至る事例も多いと聞きますし、私自身、面識のない方からの相談を受けた場合、残念ながら不愉快な思いをしたことが少なくありません。そういう経緯もあって、診療相談は受けておりません。このblogではその点を明言しておりませんでしたので、期待をされてしまったかと思います。申し訳ありませんでした。

投稿者 chi : 2005年03月11日 23:55

気が向いたら、お名前に「@neko」をつけてみてくださいまし。




保存しますか?