2006年04月04日
爪とぎと。その他と。
うみさんは、私が帰宅すると、おでむかえに出てきたあと、お気に入りの爪とぎまで急いで行って、爪をとぐ。これを、「歓迎の爪とぎ」と名付けている。
遊んでいるうちに、ヒートアップしすぎて爪とぎしてしまうのは、「コーフンの爪とぎ」
遊んでほしいけどどうかなぁっておとなしく待ってるときに、さぁ遊ぶよ! と声をかけるとするのは、「ヨロコビの爪とぎ」
ベランダで見張りをしているときに、近くの道路を大型車が通って、音にびっくりして部屋に駆け込んでするのが、「動揺の爪とぎ」
まだまだ、いろんなときに爪とぎをする。
落ち着いているときに、すっくり立ち上がって爪とぎのところまで行って、がーりがーりはじめることもある(うみさんは爪とぎを3つ持っていて、その他で爪とぎをすることはほとんどない)。
ねこの「爪とぎ」ひとつでも、いろいろあって面白い。
…まぁ、突き詰めれば、マーキングという意味合いも大きいのではあるだろうけれど。
ねこの「にゃぁ」にもいろいろある。こっちはもっともっとバリエーションがあるし、意味が多い。
わんこの「わん」も同じこと(わん以外に聞こえる声の方が多いと思う)。
そして、双方とも、たぶん普通のひとが思っているよりボディランゲージは多い。特に、犬は群生動物だから、コミュニケーションのためのボディランゲージは、一般的にねこよりも多い。
犬は犬独特の意味のあるボディランゲージを飼い主に見せているのに、飼い主にはひと風に解釈(誤解)されて怒られてしまうわんこもたくさんいるんじゃないかなぁって思う。
何気ない行動や動き、音に、人間とは全く違う意味があったり、人間には意味のない動きに見えるところに意味があったりする。
そういうことを知ること、観察することは、いきものを好きで、共に暮らすひとにとっては、非常に興味深いのではないかと思う。
投稿者 chi : 2006年04月04日 22:24
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