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2005年09月06日
本:いつかパラソルの下で
森絵都 (角川書店)
借りた本。
中途半端なきずなの家族が、父親の死に関連して発覚したできごとをきっかけに、崩壊するかに見えて、拍子抜けするほどあっけなくハッピーエンドに収束する。あっけなく思えたのは、キーワードが暗いせいかもしれない。
読み終わったときには、素直に、身内も含めて自分の大好きなひとたちに会いたいと思った。そんな読後感。
一方で、幼少時から、かなりの規制や抑圧を実際に受けて育った場合、こうなるものなんかなと思ったりもした。
でも、「おにーちゃん」が浴びたという罵声にはかなり共感する。自分の中の不自由を、親も含めただれかのせいにしてはいけない。
まぁ自分なんてーのはミソジなもので、ミソジになってからの顔(=表情)は自分の責任って言うしなぁ。もぅなにもかも自分の責任ってーのがかえって重いというかなんとゆ〜か(脱線)。
……達郎さんのおとーさんは、今、どこに。w
投稿者 chi : 2005年09月06日 01:14
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