« 今晩は。冷え込むとか。 | メイン | 女性専用車両 »

2005年05月12日

飛ぶように過ぎる日々@5月

 最近、麻酔をかける処置の内容が、スケーリングばかりだねぇ(手術の割合が少ない)。なんていってたのが先週のこと。

 聞こえてたかのように、手術がどかどか入りましてん。しかも大掛かりなものが週明けに二日続いちゃって、ちょっとへろろん。以前は絶対にお昼休み中にはしなかった骨盤骨折の整復も、ねことはいえ、お昼にねじこんじゃったりで(折れ方にもよるけど、今回のように両側折れてると、けっこう時間がかかるので、ウチのように獣医が少ない病院だと診療時間後にやることが多いのです)。まぁそれでも、仕上がりは悪くないからいいのです。うん。さすが外科部長ーっ*
 …や、いんちょが見てないところで持ち上げてもしょーがない。

 フィラリア予防というのが、私がいる地域だとだいたい5月から始まるので、投薬前の血液検査のために、わんこたちがたくさん来院します。(そして薬を持っていく)
 狂犬病予防注射というのが4月にあちこちの公園で行われますが、病院でもやっているもので、ついでにお願いしますーと言われることも多いのです。
 そのうえ、なぜか混合の予防注射(狂犬病以外の、わんこ特有の病気の予防注射)をこの時期にするわんこも多いのです。

 というわけで、他の季節以上に、わんこにまみれております。
 予防注射をするときには身体チェックを(させてくれる子には)するのと、フィラリアの血液検査のときにご希望のわんこさんには他の項目の血液検査もするので、そこでひっかかってくる子もいるのです。飼い主さんが気づかないところの問題が見つかる時期でもあります。

 てなことで、総スタッフ数の少ない、ウチのようなちっこいどーぶつ病院はてんやわんやなのです。
 こういったときに、時間のかかる手術がはいると、けっこぅ消耗してたりします。うちに帰り着いてからよーやく、「やれやれ」と座ったり。

 とはいえ。カラダが忙しいのはしばらく倒れていればよみがえるので、気持ちは元気なのです。重傷と重症は違うのです(骨盤ねこさん、上半身は元気いっぱい。その前に手術した子も経過は良好)。

 そんなこんなで、翌日のことを考えることすら出来ないので、休日の予定が立ちませんですの。やりたいこと行きたいところはあるんだけど、覚醒するころにはお昼になってるのー。。

*外科部長
 院長は、他のいくつかの病院とグループを形成しておりまして、定期的な勉強会やら厄介な手術などで寄り集まっているのです。ウチの院長はグループの中では長老(開業25年)だったり、外科好きだったりもするので、他の病院での手術の際にはよく召喚されてます。んでもって、外科部長と呼ばれているワケです。

 うちのばやいは、フィラリアの薬を5月末からはじめるので、それに間に合わせようと血液検査にやってくるわんこさんで、今月末はきっとたいへんな騒ぎなのです。だいたいにおいて、この時期やってくるわんこさんのほとんどは元気ものなので、こちらも脳内麻薬ばんばん出して元気に乗り越えるのですー♪

投稿者 chi : 2005年05月12日 13:33

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://hima.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/317

コメント

気が向いたら、お名前に「@neko」をつけてみてくださいまし。




保存しますか?