« みつかったーっ! | メイン | ガス欠。になったり。 »

2005年02月18日

本:蹄鉄ころんだ

シャーロット・マクラウド(創元推理文庫)
 ひさびさにマクラウド。シャンディ教授2作目。マクラウドを大量に借りてきていたのに長らく放置してしまった。もったいないもったいない。

 物語は農大の近辺で進行する。大学の近辺に、職員も学生も住んでいるパラクラヴァ農大。主人公のシャンディ教授、冒頭からいきなり事件に巻き込まれ、奥さんのヘレンが人質に…! と思う間もなく解放され、うちに帰って慌ててお客を招いたお食事にこぎつけたと思ったら、また新たな事件が。今度はお客(教授)の研究対象の雌豚が誘拐され、もうひとりのお客は無残な姿で……。なんて展開。
「ユーモア・ミステリ」の分類なので、それほど陰湿な感じはしないのだけれど、殺人事件の被害者は、けっこう大変な状態で亡くなっている。えぇんかいな。

 ともあれ、随所にキャラクターに関するエピソードとおいしそうなものが登場し、飽きさせない。本格推理ではないものの、だからといってスジが丸見えというわけでもなく、楽しく気軽に一気に読める。あぁ、続編、いつ読もう(ちょと楽しみ)。

 …休日の夜は、これを読んで終わった模様です。(ハインラインの本で読んでみたいものが浮上。一方で、ホーガンの本も読んでる最中… そしてどっちもSF。最近傾向がないなぁ)

投稿者 chi : 2005年02月18日 01:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://hima.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/212

コメント

気が向いたら、お名前に「@neko」をつけてみてくださいまし。




保存しますか?