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2004年09月07日

本:ガンジス川でバタフライ

たかのてるこ(幻冬舎文庫)

 島田紳助がこのひとについて何か言っていたような記憶がうすらぼんやりと残っている。多分何かの番組で見かけたのだと思うのだけれど。
 女性の一人旅。しかも行き当たりばったり。取りあえず航空券をゲット。そして宿の予約もない。さらには、現地に着いてからの行き先も決めてない。
 怖がりだけれど、ひとりだからできるのだという旅。
 その、テンションの高さ、そして勢い。ひとなつこさ。思いきりのよさ。何よりも行動力。
 憧れと羨望の思いは抱くけれども、自分にはできるわけがないと思う。
 思うからこそ、読むのかもしれない。
 
 20歳の時の初めての一人旅である、香港マレーシアシンガポール、そして第2弾のインドが収録されている。
 本を読んでみて、著者が同い年であることを初めて知った。
 
 7日午前(というか、6日深夜)、彼女がゲストとして招かれた対談を見た。
 その場を盛り上げよう盛り上げよう、とするひと。
 人生を楽しもうとして、ひとも楽しませようとするひとなのかなと思った。

投稿者 chi : 2004年09月07日 22:19

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