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2005年08月23日

映画:スター・ウォーズ エピソードIII

 先日観に行ってきた。
 アナキンがどうやってダース・ベイダーになったのやら。と思っていたのだが。。

 画像が痛すぎ! や、最近のことばとしての「イタい」じゃなくて、痛そうな場面が多すぎる。スター・ウォーズは私の中では子供でも安心して見られる映画だったのだけど、その点がっかり。エピソードIVで、ルークの手首が落ちたことに大衝撃を覚えた子供時代が懐かしい。
 ライトセイバーで切られた人体の断面はばんばん出るし、それどころかあんなことやこんなことまで…。ジェダイの死に方もいやんな感じでした。そして終盤…。

 で、お話はどーなのよ。てなことですが、以下、かいつまんで。(ネタバレあり…というか、ネタバレのみ)

・アナキンは、エピソードII の髪型の方が好みでした。
・エピソードI,II で、何度も悪役と間違えては「こいつが何かをするのか」と思っていたひとが暗黒帝王…もとい、暗黒卿。エピソードI でだれだか判らない段階から警戒してしまうほど、人相悪すぎますょ。
・アナキンの悩みはわからなくもない。途中までは。
・オビ=ワン、大活躍。でも今回ちょっとじじむさい。
・オビ=ワンと共に水中に落ちたアレは元気なんだろうか。
・ジェダイそれぞれの死に方がけっこー残酷です。私の知ってるSWじゃないー。
・戦うヨーダはやっぱりネズミ花火並。専用ロケットが小さくて素敵。
・ウィンドゥが死んで、後悔するアナキン。で、直後に暗黒卿に忠誠?! ジェダイの元に帰れないと判断したのか? それでパダワンたちを殺せるの?
・臨月の妊婦が宇宙船に乗ってはいけません。止めろC3PO。
・涙を見せたあとに、追いかけてきたパドメに言う台詞が「ふたりで銀河征服」てのは突飛すぎませんか。
・戦闘シーン長すぎ。アナキンの葛藤にも時間を割いてやってっ。
・燃えた衣服は取ってから処置しないとっ。
・「生きる意思がない」という理由で死ぬパドメ。母性愛はないのかー。子供はどうすんだ〜。
・パドメが亡くなったことを知ったときの、ベイダーの悲しみ方がチューバッカ。少なくともアナキンじゃない…。
・てゆか、パドメが死んじゃったら、アナキンは生きる意味はあまりないくらいの勢いだったんじゃないのー。それがデス・スターを満足げに見てるってどゆこと!
・パルパティーンはそこまで予知して、パドメの死を告げてから、ほくそ笑んでたってーことなのか。
・ライトセイバーで人体を切ると断面がところどころ光る。

・顔がいい分、ルークよりアナキンに移入しやすい(違
・プロフィールを見ていると、両親に比べて、ルーク、レイアはかなり縮んでいる。
・エピソードVI のエンディングで、オビ=ワンたちと一緒に出てきた謎の好青年はやっぱりアナキンだったらしぃ。

 まぁいろいろと納得のいかない部分も多々あったわけですが、お話として決着がついたので、それなりに満足しましたょ。それにしても、やっぱり痛そうだったのが納得いかない。ひとりで観に行かなくてよかったですょ。

投稿者 chi : 2005年08月23日 23:25

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コメント

わたしもSW大好きで、見るのがもったいないというか、
見ちゃったらもう終わりだと思うと寂しくて・・・先日ようやく見に行きました。
が、同感。
私の好きなSWじゃないーーー
ずっと戦ってるシーンばっかで。

投稿者 namy : 2005年08月24日 19:59

>namyさん
SW6 の、ハン・ソロのおとぼけ具合はなんだったんだという雰囲気ばんばんでしたよね(違?

同意見のSWファンのひとがいて、ちょっと安心しました。おいらちょっと特殊なのかしらと思ってみたりしていたので。

投稿者 chi : 2005年08月24日 21:48

たしかにすごーくコワイSWになっちゃってましたねー。っちうかその。
話が話しだけに(悪の道に主人公が落ちるわけですから)どうやって
ハリウッドっぽいハッピーエンドに持っていくのか気になってたんですが、
やっぱり苦しかったかなー、というのが感想っす。

投稿者 まるちか : 2005年08月25日 16:45

「本当は良心を持っている」はずのアナキンを、あそこまであっさりと暗黒の底まで突き落としたダークさが、パルパティーンの人相の悪さ以外にないのがいまひとつ…(そう言うなら死ぬなょパドメー とか思いつつ)
戦闘がクローズアップされるのは、最近の映画の流れなのかもしれませんが、私としては、そーいう刺激はいらんっちゅーの。て感じでした。

ところで、エンドロールみてると、最初に出てくるのはオビ=ワンなんですょ。主人公はアナキンではなかったのかしらと思ってみたり、まるちかさんの言うように「主人公にとってのハッピーエンド」を考えるなら、アナキンよりオビ=ワンになるのかと思ってみたり (わかりません〜)

…で、結局、アナキンのパパってだれなんでしょーね? おかーさんは処女受胎だったよーなことをオビ=ワンかだれかに言ってませんでしたっけ?

投稿者 chi : 2005年08月25日 16:55

あたくし、SWには格別の思い入れがあるせいか、最後は号泣
しっぱなしでした。
パズルのピースを無理矢理はめた感はあるんですけどもね。
簡単にダークサイドに墜ちすぎ...と思わなくもないですが。

アナキンのおとーさんはわかんないんですよね。
シミ・スカイウォーカー(アナキンのおかーさん)はクワイ・
ガンジン(オビワンの師)に「父親はいないの、私が一人で産
んだの」と言っていたような気がします。

エンドクレジットは2の時もオビワンが最初だったかも?
そゆ順番なのかな?

投稿者 shocha : 2005年08月26日 12:11

泣く・・・という点では、オープニングのテロップで泣きそうでした(笑)

細かいつじつま合わせは、合ってなくてもいいやーと思うんですよ。
4~6を夢中で見ていた頃って、小学生だったんだけれど、
いろんな宇宙人が出てきて、痛快に宇宙船が飛んでゆく~
その中でのかけ引きとか冒険を単純に楽しんでいたあの頃。
私がSWに期待しちゃうのはその辺なので・・・
エピ1はまだしも2からはなんとなくこそばゆい感じでしたね。

なんにしても、つっこみどころの多いエピⅢ、という点では
やっぱり面白い。

投稿者 namy : 2005年08月26日 21:26

>shocha
調べてみれば、サイドストーリーが鬼のように出ているので、細かいことはそちらを…てことになるのでしょうか。映画で納得させて欲しかったですけれども。(や、でも、納得しようと思えばできなくもない気もする)

アナキンのお父さんは人間ではなくてフォース ってことになるんでしょうかね。キリスト生誕みたいだと思ったのをちょろっと覚えています。さらに、おいらえぴそーどIのクワイ=ガンジンとオビ=ワンがごっちゃになってる感じです。

6でパルパティーンを投げ捨てたのがダース・ベイダーだったってことは、予言は当たっていたのかー と思ったりもしたのですが、サイドストーリーではパルパティーンはよみがえったりもしているようで、もはやわけわかんなくなってきましたょ。

おいら、SWシリーズでいちばんのひいきがR2-D2、2番目がオビ=ワンなので、もぅどでもいい〜♪(真剣に考えるよりも、初心にかえってミーハーに捉えるべきだと思い立った今日このごろ)

投稿者 chi : 2005年08月26日 21:45

>namyさん
オープニング…は、ちょと私的な問題があったので横に置いとくとして〜。

4〜6の雰囲気とは打って変わって、2ではラブストーリーになってましたもんね。あぁなんだこの展開はっとか、アナキンの目がすけべだっとか、こそばゆいというかなんというか。

1〜3では、4〜6の出来事を示唆する台詞や効果音(というか、ベイダーのテーマ挿入とか)がぽこぽこあったので、繰り返し見ると面白いツボがいくつも見つかるのだろうなと思います。「いつかおまえに殺される気がする」と言ったオビ=ワンに、アナキンが笑って否定するシーンとか(これは2ですかしら)、…なんか泣けますわね(^^;

投稿者 chi : 2005年08月26日 21:59

エンドロールの順番は「俳優としての格」が優先されますから、そういう意味では
やっぱしオビ=ワンが先でありましょう。もっともハリウッドでもそうかどうかは
わかりません。映画に詳しいわけではないので、聞きかじりですが、以前、ある
日本の映画で、女優のキャスティングがあんまりに豪華だった為に、誰の
名前を一番に出すかでもめたという話を聞いたことがありまして。五十音順とか
配役の順で済むものではないらしいです。もっともあんまりちょい役だと
最後の方に、しかしながら文字はデカくでたりしますよね(笑)

しかしながら、あの開き直りっぷりは見事でありましたね。おい、おまえそんなに
あっさり悪の道に。。。あの苦悩は何だったの~ってなかんじ(笑)

妊婦に関しましては、あんなに軽やかに階段を駆け下りられるもんか!とか
新生児、でかすぎ。一人あたり5000g近くある大きさだぞ、あんなん2人
しかも帝王切開でなくて普通に分娩したたらそれだけで命の危険が。。。
とか、経験者っぽい突っ込みもあちこちでしてみたのですが、これ、経験者
以外にはさっぱりウケませんでした(笑)でもほんと。新生児って、オビ=ワンが
両腕で抱えてたけどね、オトコの人だったら両手の平を併せたら乗っかっちゃう
ぐらい小さいのよ。ほんとよ。

>>・「生きる意思がない」という理由で死ぬパドメ。母性愛はないのかー。子供はどうすんだ〜。
これはねー。人それぞれだとは思うけれど、おなかの中身である時点では
こんなもんかなと思います。生まれてからいわゆる母性が発動するのに
ホルモンバランスの関係で2~3ヶ月かかるんだとさ。しかも要スキンシップ。

>>・パドメが亡くなったことを知ったときの、ベイダーの悲しみ方がチューバッカ。
個人的にバカウケでした(笑)

オット猫曰く。本当の意味での1~6話の順で放映されてたら、4話以降は
みなかったかもな~、だってさ。

投稿者 まるちか : 2005年08月29日 16:23

>まるちかさん
外国映画でも格の順番が左右するのですか。それは知りませんでしたょφ(.. )

妊婦というのは、昔イギリスで自分が妊娠してるのに気が付かず、ある朝子供が突然産まれましたよ! という話があったらしぃので、ひとそれぞれ人種によってもそれぞれなのかなぁとは思うのですが。
双子は通常、ひとりずつ生まれてくるときより小さいですよね…。まぁ、本物の新生児を調達するわけにもいかなかったのかもしれませぬ(あれは本物だったんだろぅか…?)

母性愛に関しては。母性だけじゃなくて、アナキンが去っていった(というか、堕ちていった?)ことを考えれば、忘れ形見なのにー なんてことも思ったんですよー。堕ちたアナキンはどーでもいいっていうなら別ですけど、生まれ落ちて顔を見せてもらったところでいきなり名付けられたりするほどの思い入れがあったんじゃーないのか〜〜。

ところで、6で、レイアが母親がいつも悲しげだったのを覚えていると言ってましたが、あれって育ての親なわけないだろから、パドメのことなんでしょか。いつもというか、一瞬しか会ってないような気がしないでもないわけですが…

4〜6を観たときほどの衝撃が、1〜3を観たときになかったのは、自分が子供でなくなったからなのかしらと思わないでもないです。どうなんだろう。
…でも、この3は、子供の時に観てたら悪夢にうなされていたかもなんてことも思ったりするですょ(^^; 怖いの嫌いw

投稿者 chi : 2005年08月31日 00:29

気が向いたら、お名前に「@neko」をつけてみてくださいまし。




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