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2004年12月14日

今日のとびこみ

 水泳でも自殺でもない。

 とびこみ手術。セキセイインコの腫瘤切除。どうやら腫瘍だったらしい。
 なにしろインコもちっちゃいので、術野もちっちゃい。
 最近老眼になってきたいんちょの仕事なのだけど(家主は助手)、結局ルーペを使わずにやり遂げてしまった。

 麻酔のさめが少しばかり心配だったのだけど、帰るころには元気になっていたらしく、手術跡をおうちのひとに見せるためにいんちょが捕まえようとしたら、大騒ぎで怒っていた。
 やぁ、なによりなにより。

 インコでも手術するのかと聞かれることがあるけど、やらなければならないと判断して、可能な手術だったらやります。やらなければならないけど、うちでは無理そう(小さい道具があまりないから)と判断した場合は、専門で診ている先生を紹介します。(あ、あと、新患だと、専門を紹介することもあるかも)

 今日の元々のすけじぅる。猫の唇の下にできた腫瘍(1.2cmくらい。悪性の疑いが強い)の切除と、わんこのドック(ドッグドック)と。

 先日大変な思いをしたわんこのスケーリング。当の本人は食欲が増したようで。頑張った甲斐がありましたわ〜♪

投稿者 chi : 2004年12月14日 23:32

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コメント

はじめまして、こんばんは。その腫瘍について聞きたいのですが、どの部分にできていますか?私の飼っているセキセイインコもしっぽの付け根あたりに黒い腫瘍ができいてつついてよく血を出しているのですが、そのインコちゃんと同じ感じでしょうか?よく自分でつついて痛そうな『ギェーギェー』という声を出しています。
以前に同じ部分に同じ黒い腫瘍ができていたのですが、同じように自分でつついていて、そのまま様子を見ていたらある日その腫瘍のかたまりがポロっと落ちて取れたのです。
それがあったので今回も大丈夫かな?と思っているのですが、なにかアドバイスをお願いします。m(_ _)m

投稿者 ごんちゃん@neko : 2005年09月30日 00:35

>ごんちゃんさん
初めましてー。
えぇっとですね。このインコさんのお話は、なにしろ昨年の12月の話題なもんで、詳細は記憶してないのですごめんなさい。

エントリ内にも書いてあるように、私はインコは専門ではありません。
で、これは対象が犬猫でも同じことなのですが、お話をお伺いしてるだけでは、それが本当に腫瘍なのか(炎症などの他のものでなく?)、腫瘍だとしたら何がモトなのか、という判断が全くできません。前回出来たものと全く同じものかという判断すらできないのです。確実に同じものであれば、同じように落ちる可能性はあるでしょう。が、本当に同じものが、同じようにできているのですか?(根拠はありますか?) 腫瘍だと、全てが自然に落ちることは(少なくとも犬猫ハムスターひとなどでは)ありません。皮脂腺腫みたいなもので、皮脂が取れることはありますが、それは腫瘍が落ちるのとは(見た目は似ていても)全く別のことなのです。

メールで相談いただいたりするときもそうなのですが、飼い主さんからの情報というのは、私たち診療する側からすると、判断するに足りることがほとんどないのです。診察室では、プロフィールを知った上で、インコさんの全身をみて、患部をみて、判断してお話することはできます。が、こういった文章だけでは、少なくともいい加減なことは言いたくないと思うと、一般的なことしか言えません。

インコさんのことをお考えでしたら、鳥を専門で診ている病院にいくことだと思います。それ以前にネット上で情報をということでしたら、獣医師広報板など、文章で答えるのを日常としている獣医師が常駐しているところで相談されるのがよいかと思います。(私は実際の診療が生業なので、「診てもない子に対して安易なことは言いたくない」が染みついているのです)

自分でつついてるということは、インコさん本人が、痛みなりかゆみなりがあって気にしているということですし、つついて痛がって鳴くという状態は、相当なストレスだと思います。早めに具体的な対策をしてあげることが、その子に対する愛情/親切ではないかと私は思います。

投稿者 chi : 2005年09月30日 01:00

気が向いたら、お名前に「@neko」をつけてみてくださいまし。




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