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イチロー(実家猫) 永眠

2月 20th, 2014

イチロー
2月19日 20時過ぎ
実家猫イチローが息を引き取りました。

19歳と、(おそらく)4ヶ月くらいでした。

家族に見守られてのお別れだったそうです。

この写真はちょっと、いつもの顔じゃなくて、
できすぎの「かわいい」顔なんですが…


内猫にしようと頑張ったにも関わらず、度重なる脱走。
戸建てでの見張りの限界もあり、
若いころは外にも普通に出る子でした。

前にいた子が、若いころにあっという間に事故で亡くなったので
気が気ではありませんでしたが、事故にも遭わず、
でもケンカはしょっちゅう、奇跡的に、免疫不全にはなることなく…

台所のイチロー

昨年の3月から鼻炎が発症し、ずーっと薬を飲んでいました。
昨年11月くらいからは、自分でほとんどご飯を食べられなくなり、
給餌をしてもらっていました。
今年に入って、皮下点滴を、家族に覚えてもらいました。

かかりつけの動物病院では、年齢のこともあるのか
あまり指導もなかったようです。

薬は、家族からの連絡を聞きつつ、私が調整しましたが、
薬を飲ませること
ご飯を食べさせること
点滴をすること
は、家族の頑張りでした。

猫に、何かを飲ませるのはほんとうに難しいのです。
最初はもちろん失敗ばかりでしたが、
そのうちとても上手になっていました。
イチローも多分、それほど抵抗しなかったのだと思います。

すべて時間を決めて、きちんと実行していました。
正直言って、私自身はそこまでできるかというと、そんな自信はないです。

イチローが弱ってきたら、
もっと早くに「仕方がないね」っていうんじゃないかと思っていました。

でも、そんなことはなかった。

両親はもう年老いているので、
自分たちのこともみながら、
それでも、イチローに出来る限りのことをしていたと思います。


亡くなったとき、
出来る限りのことをしたと、悔いのない見送りができるのは、
理想の見送り方だと思います。
家族の頑張りと、イチロー本人も頑張ってくれて、
理想の見送りができました。

また、家族は、それだけのことをしていたと、客観的にも思います。
イチローも、生ききってくれたと思います。

イチロー16歳

鼻炎が進行し(腫瘍だったのではないかと思っています)、
呼吸がつらくなり、
首が傾くようになったのが昨年の11月頃。

お正月には、マッサージをよろこんでさせてくれていたのが、
2月初旬には長く触られるのを好まなくなっていて。

その後けいれんを起こすようになり、
目が見えなくなったとの連絡が来て、
ああもう充分頑張ってくれたねぇという話をしてから、
それでもまた 5日ほども頑張りました。

家族が、ホントにほんとの覚悟ができるまで、
待っててくれたみたいでした。


悔いがなくても、悲しいのは悲しいのです。
もう会えないんだもの。

たくさんたくさんの感謝でいっぱいだけど、
やっぱり、悲しいものなんですよね。


いっちゃん、ありがとう。



イチロー with ジローくん

16歳のときの写真。
ヒーターが近い…
イチローがうちに来たときに、
近所のガソリンスタンドでもらったイノシシぬいぐるみ「ジローくん」と。
(イチローがうちに来たのが年末で、翌年が亥年だったのでした)

写真見返してたら、
かわいいのがいっぱいあって
選べないんですよねぇ …
結局、目についたものを引っ張ってきました。

にゃんこ, イチロー(実家猫)

  1. まるちか
    2月 23rd, 2014 at 22:36 | #1

    お久しぶりです。

    イチローさん、大往生でしたね。もうそんな歳でしたか。時というのは
    あっという間に経ってしまうものですね。

    ご冥福をお祈りします。

  2. chi
    4月 4th, 2014 at 00:21 | #2

    @まるちか さん

    コメントありがとうございました。
    お返事なかなか書けなくて申し訳ありませんでした。
    いなくなってからまだ帰省する機会がなく、実感はまだないのですが…

    介護をやりきった実家の家族の方が、
    満足して見送っているようです…

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